急いで痩せたがる人ほどふとりやすくなるのはなぜ?
ダイエットをするにあたって「取りあえず食べない」というのは手っとり早い手段です。
その結果、大抵の人は体重を減らすことができます。
但し、3〜5キロ程度はわりと簡単に落とすことができても、5キロ以上はどんなダイエット方法を試みても減らしにくくなります。
多くのダイエット経験者が証言する「ダイエットの5キロの壁」は確かに存在します。
なぜだと思いますか?
それは、胃腸という臓器が上手くできているからです。
人間の胃袋は、最大で7キロ程度の食べ物を保存することができます。
そのため、大食いコンテストのような無謀な食べ方をしても胃袋が破れてしまうことはありません。
普段、消化管(口から大腸までの管)に保存されている食べ物は、通常で3〜4キロ程度。
口にチャックを閉めて食べずにいれば、その保存分と水分が排出され、5キロ程度体重が減ります。
但し、それは胃腸に詰まっていた食べ物が無くなっただけ。
まだ体が痩せるための準備段階にすぎません。
又食べれば保存が始まり、あっという間にもとに戻ってしまいます。
単に同じ量が出入りしただけなので、結局プラスマイナス0。体脂肪もほとんど変動せず、根本は変わりありません。
食べないダイエットのデメリット
- 今日からダイエットを始めると決意する(断食)
- 空腹になり胃酸で胃が荒れる→胃の痛み・胸やけ・吐き気→それでも断食
- 腸が胃酸で弱る→便秘・お腹のハリ・肌荒れ→それでも断食
- 自律神経のバランスが崩れる→めまい・動悸・不眠・生理不順→まだまだ断食
- ストレスで食べ物のことしか考えられなくなる→そろそろ諦めようかな?
- 諦めた!→リバウンド
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