レコーディングダイエットは正論だが・・・
「レコーディングダイエット」という言葉、ご存知の方も多いと思います。
岡田斗司夫氏が提唱されたもので、食べた物をノートに記録するというものです。
この方法はまっとうなダイエット方法だと思います。
ただ、この方法も多くの人が誤解しているのも現実です。
現実に「レコーディングダイエットを実践したが全然痩せなかった」という方がほとんどなのではないでしょうか?
驚くことに「ノートに食べた食事を記入するだけ」で痩せると思いこんでいる人がいるからです。
でも、これこそ大きな勘違いですよね。
自分が食べた物をノートに書き出して、自分がいかに沢山無駄食いしているかを反省して、そしてそれを次に活かして、初めてレコディングダイエットなのです。
書くだけで、反省も減食もせず痩せられる訳がないのに、「毎日ノートに書いたけど痩せなかった」と嘆く人が本当に多いです。
しつこいようですが「痩せたいなら食べるな。食べたいなら痩せようと思うな」これがダイエットの哲学です。
私は食べる事が大好きだから、ダイエットを辞めます。
という方もいますが、これはこれで全然構わないと思います。
太っている事が罪悪で痩せている事が美しいなんて私は全く思っていません。
肥満が負け組で痩せた人が勝ち組でもありません。
痩せたい、細くなって美しくなりたいというのは、ある種の見えであり、現代の日本の風潮です。
太っている人のほうが美しいと思われている国や民族だって、世界中には沢山あります。
「食べたい」と「痩せたい」は両立しません。
だから、いたずらにダイエットだ、部分痩せだ、と世の中の煽りに飛びつかないでほしいのです。
「食べたいのか、痩せたいのか」まず自分にとってどちらが大切か、自問自答しながら正しい方法でゆっくりでもいいので時間を掛けたほうが逆に早くダイエットできるでしょう。