3カ月で慣れる減食ダイエット

一度でも挫折したら減食ダイエットは失敗です

「そうか、とにかく食べ物と飲み物を2割減らせば6カ月後には確実に痩せるんだ」と、簡単に思ったら、確実に失敗します。

 

どんなに意志の強い人でも、食べ物と飲み物を2割減の生活を6カ月続けることは困難です。

 

ネックは「たった1回でも普段通りに食べ過ぎてしまったら、振り出しに戻ってしまう」ということです。

 

たった、1回でも普段通りに食べすぎたら、そこから又6カ月です。しかし、一度挫折してしまったら、2度目はもっと難しくなるでしょう。

 

例えば、想像してみてください。

 

飲食量を2割減らすとしたら、どうしますか?

 

おそらく、ご飯もお肉も2割減で食器に盛る、という人がほとんどでしょう。最初から2割減で作る、という人もいるかもしれません。

 

しかし、それが続かないのです。6カ月の間に少しずつ増えてしまう。

 

あるいは、外食した際、つい残さず平らげてしまう。

 

「いや、そんなことはない」という人も信用できません。

 

たった一度だけでも2割減を辞めて10割食べてしまったら、振り出しに戻ります。

 

人間の食習慣と食欲というものはそんなに甘くありません。

 

大切なのは、自分は減食トレーニングを実行しているんだという「意識」を持つことです。

 

理屈で考えていても、習慣や食欲には勝てません。ですから、目に焼き付けるのです。

 

どういう風にかというと、、食事は普段通りの量を盛った上で、全ての品目を2割ずつ残す、そしてその残された食べ物を目にして「自分はこうして2割残すことで減食トレーニングを実行しているのだ」と意識に焼き付けるのです。

 

これは、「出された食事は全て食べなければならない」という意味のない習慣を修正する意味で大変重要なことです。

 

残した2割はどうするのか?

 

冷蔵庫にとっておく、なんていうことは考えない。そのまま、生ごみにポイします。

 

この時も、「自分は減食トレーニングを続行中である」ということを意識しなければなりません。

 

そして、残した食事を見て感じ、それを捨てるという行為を連続させていく中で、自分が普段からどれだけ食べ過ぎていたかということを実感として意識に染み込ませることができるでしょう。

 

「普段通り盛って2割残し、捨てる」

 

ことが不可欠なのです。

 

減食トレーニングを続ける上で最も困難な最初の3カ月は、これを実行してください。

 

今や、外食を全くしない人はほとんどいないでしょう。しかし、家で「2割残して捨てる」を実行していれば、外で食べる時も、何の抵抗もなく残すことができます。

 

全部食べても残しても料金は一緒。

 

店の人にとやかく言われる筋合いもありません。

 

最初の3カ月で「2割残して、捨てる」習慣がつけば、ご飯一杯まで平らげてしまう人を見て、憐れに思えてくるに違いありません。
そういう人を良く見れば、お腹周りにはたっぷりと体脂肪がまとわりついている事でしょう。

 

私は、あの人とは違うんだ!

 

それまでの、食べ過ぎの人生に別れを告げ、スマートで健康的な体を維持する人生を踏み出した自分に優越感を抱けることでしょう。

 

それはまた、6ヶ月間、2割減の食事を続ける大きなモチベーションにもなるのです。

 

 

 

 

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