ダイエット時の外食の食べ方に困っていませんか?
「食事は全て2割残す」と言っても、外食事に困ることがありますね。
例えば、お寿司屋さんに行った時、次々と握ってくれて目の前に出てくるものですから、つい食べてしまう。
まだ、胃袋が小さくなっていない上に、自分の適量がわかっていない、そんな段階でお寿司屋さんに行くと、何がなんだかわからなくなります。
そんな時は自分の好きなネタだけ食べるようにしましょう。
誰だって、寿司ネタに好みがあるはずです。
あんまり好きでないものは、初めから職人さんに頼んで握らないでもらう。
「おまかせ」で出てくるから食べてしまう訳です。なら、最初から出さないように頼んでおくのです。自分はあまり好きではないとか、光りものは抜いてくれとか、好きなネタだけ食べて、腹八分目で「あがり」にする。
あと、宴会でなべ料理を多人数で囲む時、これは簡単。
まずはビールを飲まない。
ビールや日本酒を飲んでいると、周りの人に注がれます。飲まざるえません。
焼酎の水割りとか、ウイスキーの水割りを注文する。それなら人から勧められることもありません。
そして、鍋の具材は自分の好きなものだけ、予めタレ皿に入れておく。別に肉だけでも良いのです。野菜も一緒になんて考える必要はありません。
肉食べたから野菜も取らなきゃ、という考えは捨てて、好きな物だけ自分の小皿に適量を取っておく。そして、良く噛んで食べる。それだけです。
フレンチのフルコースに行ったとしましょう。前菜からスープ、そしてメインデイシュまで、順番に運ばれてくる皿に盛られた美味しそうな料理。
そうです、そこで「減食ダイエットを思いだしてください」。
そう、全て2割残す、です。
フレンチだって、フルコースだって「2割残す」だけでいいんです。
2割のこしたところで、ボーイさんを呼んでお皿を下げてもらう。
「美味しいけれど、私は小食な物で・・・」と、一言添えて。
仕事の関係で食事時間が不規則な人は?
中年男性の肥満の方に一番多い言いわけが、仕事が終わって帰ると23時頃になる。それから女房の作った夕食を食べるから食事時間が不規則で・・・というヤツです。
朝が7時、昼食が正午過ぎ。
そして深夜に家に帰って奥さまの手料理を食べる頃にはもう、空腹極まり、なはずです。
お腹ぺこぺこですから、つい早食いになって食べ過ぎる、これは忙しい女性にもあてはまることです。
そういう方は夕方5時か6時頃、職場で何か軽く食べることはできないですか?
コンビニのおむすび、いなり寿司の入った助六弁当とか、営業で外回りの方なら、駅の立ち食いそば屋で、ざるそばの一杯でも食べればいいのです。
それが夕食です。
そして深夜、家に帰って食べるのは夜食になります。夜食に唐揚げや焼き肉をがっつり食べていては・・・もう、おわかりですね。
太って当たり前です。
夕方に一食分、食べた上での夜食なのですから、湯豆腐とか、そうめんとか、消化に良いものを食べて、晩酌でも楽しんで、それで床につく。
そうすると、1日4食になりますね。
でも、それで良いのです。1日2食でドカ食いというのが一番太る食べ方です。それは、まさに、お相撲さんが太るために行う食べ方です。
痩せる食べ方というのは、1日の食事総量は同じまま、食事の回数を増やすことです。
要は決まった量を小分けにして回数食べる事。小分けにして総量を段階的に減らすのも上手いやり方です。
食事を減らすとお腹が空く、と思われる方もいるでしょう。そういう時はとにかくよく噛んでゆっくりと食べることです。
仕事が忙しくてゆっくり食べる暇が無いなんて言う言いわけは通用しません。
一口32回噛んで、口の中が空っぽになってから次のものを口に入れる、太っている人はほぼ100%早食いです。
早食いすると勢いで沢山食べてしまいます。
一口32回というのは、別に30回でも40回でも良いのですが、実は人間の永久歯の数が32本なんです。
まずは、歯の一本一本でよく噛んで、ゆっくり食べるという習慣から身につけることです。